声を出すと首が鳴る(首まわりの整体)体験レポート

首まわりの整体メニュー体験レポート 60代 女性 河内長野市在住

首が鳴る原因も骨格の歪みと関係してるかもしれないと思い相談しました

声を出すと両耳の下あたりで「ミシッ」と首が鳴ると言われて、60代の女性(河内長野市)がお越しになりました。

当サロンでみさせて頂いたところ、首の一番上の骨の歪みが、音が鳴ることに関係しているようでした。

早速、カイロプラクティック整体で調整したところ、首が鳴ることもなくなりました。

詳しくは下記で解説しています。

2年前から首が鳴る…相談された方の話

首が鳴るのは、約2年ほど前からはじまりました。両耳の下あたりの首が鳴っています。音は声を出すときによく聞こえています。口を開けただけでは音は鳴りません。

ここ数ヶ月は気にならないほどでしたが、1ヶ月くらい前に無理な作業(引っ越しの手伝い)をしてからまた首が鳴るようになりました。

趣味で本の音読をしてるのですが、声を出したときに聞こえる「ミシッ」という音が気になって仕方がありません。

以前、こちらのカイロプラクティック整体で、腰の痛みや坐骨神経の痛みをよくして頂いたので今回も相談しました。

首が鳴る原因をチェック

首が鳴る場所は、首の一番上の骨のすぐ近くで鳴っているようでした。はじめに座った姿勢で、体の前正面と背中側から、体の歪みを確認していきます。

両耳の高さ、左右の肩の高さの違い

この方の場合、顔と首に歪みがあって、両耳の高さと、左右の肩の高さも違っています。

両耳の高さと肩の高さの違いは、頭のつけ根の首の骨が歪んでるときに起こりやすくなります。また、首の歪みは、背骨や骨盤の歪みが関係していることがよくあります。

腰を丸めて座る腰猫背

今度は背中の歪みを確認します。腰を丸めて顎を前に突き出す腰猫背の姿勢になっていました。

腰を丸めて座ることが多い人ほど、腰猫背が起こりやすくなります。この姿勢がつづくと背筋を伸ばすことがつらくなってきます。

腰猫背の人に多い骨盤の後ろ倒れ

次は骨盤をチェックします。腰猫背の人は、骨盤が後ろに倒れているのですが、この方はそれほどではありませんでした。ただ、背骨のカーブが少なく、腰の一番下の骨がやや後ろに張り出したようになっていることがわかりました。

正しい骨格は、背骨が少しカーブしているのものですが、この方は背骨が真っ直ぐで、カーブが少なくなっていました。腰の痛みを起こしやすいタイプだといえます。

首のストレートネック

首の動きをチェックします。首を前後左右に動かしていただくと、うなずく動作がつらいことがわかりました。

この方の首は、ストレートネックで、首の一番上の骨もやや後倒れになっています。これでは頭を支えるには少しバランスが悪くうなずく動作をつらく感じるのもこのためのようです。

首の一番上の骨は、頭と首を結ぶ骨で、ここが歪むと頭の傾きの原因になったり、今回の首が鳴るということも起こってきます。

頭蓋骨の歪みと顎関節のずれ

頭蓋骨の歪みのチェックは、後頭部の骨や頭の横側の骨の歪みをチェックしていきます。さらに顎関節にもズレがおこっていないかチェックします。

この方の場合は、頭の傾きがありましたが、これは首の一番上の骨の歪みがあるために起こっているようです。それでは次に、首が鳴る原因を矯正していきます。

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首が鳴る原因を矯正

当サロンの矯正はすべてソフトで痛みがありません。矯正は、うつ伏せ姿勢、仰向け姿勢、あとは座っておこないます。

骨盤矯正

まずはじめに、骨盤矯正からおこなっていきます。うつ伏せ姿勢で、骨盤の腸骨と仙骨をそれぞれ骨盤矯正していきます。

次は、腰の微調整をおこなって、腰に自然なカーブができるようにしていきます。その他の背骨も同じように微調整していきます。矯正はすべてソフトなものなので、痛みもなく心地よいものです。

自律神経と首の骨の矯正

首の一番上の骨は、自律神経に関わりの深いところでもあります。そのため、背骨の矯正は、微調整にとどめておきます。これは、後ほどおこなう首の骨の矯正の下準備になっています。

首の一番上の骨を矯正するときは、その他の背骨の矯正は最小限にすることで、矯正後の疲れを軽くするためでもあります。

骨盤矯正と背骨矯正が終わったところで、腰の一番下の骨をチェックします。やや背中側に突き出した感じが随分とましになり、関節の動きもでてきました。。それに背中の筋肉のハリもやわらいでいます。

今度は、仰向けの姿勢で、後頭部の骨の調整をおこなってから、座る姿勢になっていただきます。

首が鳴る

ここまでの矯正で、首の一番上の骨がまだ鳴るのか確認していきます。

座った姿勢で、首を前後左右に動かしていただき、それぞれの位置で声を出してもらいました。

うなずく動作が楽になっていること、少し上を向くようにして声を出してもらうと首の音がまだ鳴ることがわかりました。

さらに、別の方法で首の一番上の骨を調べましたが、やはり後ろ側に歪んでいるようです。

首の矯正

首の矯正は、仰向けの姿勢でポキポキしない優しい矯正方法でおこないます。

その後のチェックで、声を出しても首が鳴ることもなくなりました。さらに、上を向いて発声しても首は鳴りません。

最後に首の動きをチェックして終了です。

今回の整体「声を出すと首が鳴る」体験レポートのまとめ

今回の体験レポートは「声を出すと首が鳴る」でした。結果は、首の一番上の骨の歪みと動きの悪さが関係していました。骨盤と背骨の矯正を行ったことで、首にかかる負担も軽くなりました。

最近は、ストレートネックの他に、スマホ首やスマホネックと呼ばれる肩こり首こりもあります。ストレートネックの予防は、やはり背筋を伸ばすことが大切です!長時間、腰をまるめてスマホは、ストレートネックと首の歪みの原因になるので注意したいものですよね。

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